東山動物園にタロウが来て人気に火がついたコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)ですが、その影響でコモドドラゴンの本場コモド諸島にも大勢の観光客が来るようになりました。
特に、タロウ君来日以降は子供連れの方も多くなり、男の子がいる家族旅行では、コモドドラゴンが最優先という観光客の方も多いと聞きます。

さて、そんなコモドドラゴンですが、いったいどこに行けば会えるのでしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、コモド国立公園のなかの2つの島、コモド島とリンチャ島です。
コモドドラゴンは、実際にはいくつかの島々に生息しています。
最近では絶滅したとされていた、パダール島にも生息していることが確認されていますが、こちらは観光客向けに開放されていないので会えることはできません。

というよりも、パダール島にいるコモドドラゴンは人跡未踏の、人がいない丘陵地帯や草原にいるので、まず会えません。この島のコモドドラゴンは、人間を見たことがない個体ばかりなので、近づくと危険だという人もいます。まあ、危険だろうとは思います。

それで、コモド島とリンチャ島ですが、コモド島はよく知られていて、通常アイランドホッピングなどで訪れるのもこの島になります。
コモド島には通常のトレッキングコースと、少し離れたコモド村でもトレキングができますが、村の中にあるので生活感があり、あまり観光向けとは言えないかもしれません。

一方リンチャ島ですが、こちらはしばらく改修工事が行われていましたが、2026年現在リニュアルオープンされていて、とてもきれいです。
観光するにはリンチャ島の方が野生動物も多く、コモドドラゴンの生態がより自然に近い環境下で見られるのでおすすめですが、プライベートチャーターでしか行けません。
ちなみに、この2つの島にはコモドドラゴンに精通したレンジャーがいて、観光客の安全を確保するために旅行者は必ず付けなければいけないのですが、リンチャ島にはベテランのレンジャーが多くいました。
これは、余談ですが、コモド島に観光客が大勢来るようになり、元気でたくさん仕事がしたい若いレンジャーたちはコモド島で仕事をするようになり、必然的に年輩のレンジャーがリンチャ島に残り、この人たちの方がドラゴンに対する知識が豊富にある、ということがありました。

ただ、それでものんびりしたベテランレンジャーさんたちは、さほど多くない仕事量だからか、引退する人が多いようで、現在ではやや少なめ、リンチャ島に行ってもやはり若いレンジャーが多くなった印象です。
だいぶ話が逸れましたが、現在この2つの島がコモドドラゴンに会える島です。
ところで、テレビやYouTubeなどでよく見る、コモドドラゴンが目の前まで歩いてくる動画がありますね。ドラゴンがゆっくり歩いてくるスリルのある動画ですが、あれはだいたいリンチャ島で撮られています。レンジャーがあういうのを撮るのがうまいのです。

コモド島は多くの観光客が訪れますので、なかなかそういう時間が取れないのですが、リンチャ島は前述した通りプライベートツアーでしか行けませんので、混雑した時間帯でなければそういう動画を撮ることも可能だということなんですね。
今日は、なかなか普段出てこない裏話みたいな話になりましたが、これを読んでコモド島観光を検討している方は、ぜひ調べて行ってみてくださいね。
