2024年に来日後、またたく間に人気者になった東山動物園のコモドドラゴン タロウくんですが、その出自はあまり知られていません。今日はその話をしたいと思います。
タロウくんには、1995年に来日して上野動物園で飼育されていたヨーコというお母さんがいます(日本にいるときの名は若)。
ヨーコは、その前年1994年にワシントン動物園で生まれ、その後日本に来たわけですが、2008年にシンガポール動物園に繁殖のために貸与の要請を受け、シンガポールに渡ります。
そして、ポルトガルから来ていたオスのドラゴン ビマと繁殖に入り、翌年生まれたのがこちらのお兄さん マリオです。

Source: Singapore Zoo
お兄さんのマリオは、2009年生まれですが、このマリオがインドネシア以外で、初めて孵化に成功したアジア生まれのコモドドラゴンなんですよ。
そして、こちらが、東山動植物園のタロウくんです。

Source: 東山動植物園

© PangolinLover0514
こちらの画像は、シンガポール動物園時代のタロウくん。来日する1ヶ月前の写真だそうです。
ちなみに、下の写真がお母さんのヨーコさん。

© Andy Mitchell
ヨーコは、タロウくんが来日した2024年時点の情報ではシンガポール動物園で元気にしているということでしたが、いまもシンガポールにいるのか分かりません。今年で32歳ということになりますね。
シンガポール動物園には、タロウくんのお父さんビマとお兄さんマリオもいますが、昨年2025年にメスのドラゴンがシンガポール入りしましたので、もしかするとマリオと繁殖入りするのかもしれませんね。
とすると、タロウくんの繁殖入りも近いのかもしれません。今後が楽しみですね。
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